自律神経は、内臓の働きや血圧・体温・ホルモンなどを“無意識に”調整する神経です(骨格筋を動かす体性神経とは別系統)。交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、原因がはっきりしない不調(不定愁訴)が続くことがあります。
嫌な出来事や疲れで一時的に気分が落ち込むのは自然ですが、状況が変わっても強い抑うつや不安が続き、日常生活に支障をきたす状態はうつ病が疑われます。からだの不調(睡眠・食欲・頭痛など)を伴うことも少なくありません。
突然の動悸・息切れ・めまい・強い不安などを伴う発作が、明確なきっかけなく起こる状態です。生命を守るための生理反応が過剰に働いてしまうことで発生します。
一時的な入眠困難は誰にでもありますが、長期に不眠が続き、日中の集中力低下や体調不良で生活の質が落ちる場合は不眠症とされます。ストレス・生活リズム・自律神経の偏りが関与します。
回転性(ぐるぐる回る)・浮動性(ふわふわする)・動揺性(揺れる)の大きく3タイプに分類されます。耳・自律神経・姿勢バランスなど多因子で生じます。
こめかみ・後頭部の締め付け(緊張型)や、拍動性のズキズキ(片頭痛)などタイプにより対応が変わります。首・顎・姿勢・自律神経が関与するケースも多いです。
あごの痛み・音・開口制限が主症状。姿勢や食いしばり、ストレス、自律神経の影響も関わります。
首〜肩に急な痛みが起こり、可動域が狭くなる状態。筋・靱帯の炎症や関節の機能低下が背景にあります。
単なる“肩の揉みほぐし”では改善しにくい慢性例は、原因が肩以外(姿勢・呼吸・顎・胸郭)にあることも。全体の使い方から整えます。
肩関節周囲炎。加齢変化や炎症により痛み・可動域制限が生じます。肩峰下滑液包や関節包の癒着が背景にあることも。
上腕骨外側上顆炎。手首を反らす動作の酷使で、肘の外側に炎症・痛みが生じます。
上腕骨内側上顆炎。前腕屈筋群の使い過ぎで、肘の内側部に炎症・痛みが生じます。
腱と腱鞘の摩擦で炎症が起こり、手首〜親指側に痛み・腫れが出る状態です。
腱と腱鞘の通過障害により、指の曲げ伸ばしで引っかかりや痛みが出ます。
指の第1関節に腫れ・痛み・こぶが出る変性疾患。手作業や女性に多い傾向があります。
自己免疫の関与により関節(特に手足の小関節)に痛み・腫れ・こわばりが起こる疾患。早期の鑑別が重要です。
股関節の軟骨がすり減り、進行すると骨形態にも変化が起き痛み・可動域制限が出ます。
膝関節の軟骨がすり減り、立ち上がり・階段・歩行で痛みが強くなりやすい疾患です。
脛骨過労性骨膜炎。すねの内側に沿った運動時痛が特徴で、走跳動作・フォーム・靴などの影響を受けます。
跳躍・ダッシュなどで膝蓋腱や大腿四頭筋腱に負担が集中し、炎症・痛みが出ます。競技特性の影響が大きい症状です。
かかと〜土踏まずの腱膜に炎症が生じ、起床時や長時間の立位・歩行で痛みが出やすい状態です。
親指が外側へ変位し、母趾の付け根に痛み・炎症が生じやすくなります。靴・足部アーチ・歩行の影響も。
前屈や座位で悪化しやすい坐骨神経痛(お尻〜脚の痛み・しびれ)を伴うことが多く、姿勢・動作・ストレスなど複合要因で悪化します。
立位・歩行で脚のしびれ・重だるさが強まり、前かがみや休憩で楽になるのが典型像。循環・神経の滑走性・姿勢を整えるアプローチが有効です。
病名ではなく症状名。ヘルニア・狭窄症・梨状筋症候群などが背景にあり、原因の見立てが重要です。
突然の激痛で立てない・寝返りできないなどの状態。初期は炎症管理と姿勢・動作の再学習がポイントです。
0〜18歳の姿勢・発育・スポーツ時の不調など。やさしい手技で負担を抑えて対応します。
朝の立ち上がりでふらつき・気分不良が出やすい自律神経の不調。睡眠・栄養・運動・姿勢の見直しが鍵です。
乳幼児に多く見られる耳の炎症。耳管機能や鼻咽頭の状態、姿勢・呼吸も影響します。
40〜50代を中心に、ほてり・発汗・動悸・睡眠不調など多彩な症状が出やすい時期。自律神経とホルモンの橋渡しがポイントです。
妊娠中の腰痛・坐骨神経痛・恥骨痛などにやさしい姿勢と刺激量で対応。欧米では一般的なケアです。
産後の骨盤・腰痛・体力低下やメンタルの不調など、からだ全体の回復をサポートします(帝王切開は目安2週間以降)。