こんにちは。
青葉台リーフ整体院の吉原です。
先日、ヨーロッパを中心に注目されている頭蓋オステオパシーの教育プログラム
マインド&メンブレイン のセミナーに、運営スタッフとして参加してきました。
今回は、セミナーの雰囲気や学びのエッセンス、そして日々の臨床につながる気づきについて、私なりの視点で少しご紹介したいと思います。
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マインド&メンブレインとは

マインド&メンブレインは、頭蓋骨の内側にある硬膜と脳のつながりにフォーカスしたプログラムです。
「膜(Membrane)」と「脳(Brain)」の関係性を “メンブレイン” という独自の概念で捉え、
心と身体、そしてメンタルヘルスを一体のものとして考えていきます。
このプログラムを主宰しているのが、イギリスのオステオパス
Joanna Wildy D.O(ジョアンナ・ワイルディ)です。

セミナーの中では、
• 幼少期の転倒などを含む頭部外傷
• 硬膜の緊張と脳機能・メンタルヘルスとの関連
• 自律神経や感情の揺らぎと身体構造の関係
といったテーマが、臨床の具体例とともに丁寧に語られていました。
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「運営スタッフ」として見えた景色
今回は受講生としてではなく、運営スタッフとして参加しました。
国内外から集まった受講生の受付やご案内、講師・通訳の方々のサポート、会場全体の流れの調整など、いわゆる“裏方”の立場です。
そのおかげで、ひとりの参加者としてではなく、
• 受講生の表情や姿勢が日ごとに変わっていく様子
• 実習中の「手の迷い」が少しずつ減っていく過程
• 休憩時間に交わされる会話や、小さな気づきのシェア
などを、少し引いた位置から眺めることができました。
受講生のみなさんが、初日は緊張気味の表情だったのが、最終日にはどこか穏やかで、手つきもやわらかくなっているのが印象的でした。



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印象に残ったセミナーのテーマ
セミナー全体を通して、特に心に残ったのは、
• 頭部外傷が、時間をおいて心身の不調やメンタルヘルスに影響してくる可能性
• 「ちょっとぶつけただけ」「よくある転倒」といった軽い衝撃でも、神経系にとっては大きな意味を持つこと
• うつ・不安・集中力の問題、情緒面のゆらぎと、頭蓋・膜の状態の関係
• 触診を通して「膜の状態」を丁寧に聴き取っていくこと
といったポイントです。
表面的な症状だけを見るのではなく、
その奥にある「脳がどんな環境の中で働かされているのか」という視点を持つことの大切さを、あらためて感じました。
内容そのものは非常に専門的で、解剖・生理・臨床観察を土台にした、かなり深い世界です。
ここでは詳しい技術や理論には触れませんが、「脳と膜を一体として診ていく」という考え方は、今後も大事に育てていきたいところです。
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受講生の変化から学んだこと
3日間のセミナーを通して、受講生のみなさんの
• 触診の精度
• 手の感覚の繊細さ
• 観察の仕方
が、目に見えて変わっていくのを感じました。
「何を感じ取ろうとしているのか」
「どこを大事に触れているのか」
そういった“手の意図”のようなものが、日ごとにクリアになっていくのを、運営側の席から静かに見守っていました。
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今回の学びを施術にどう反映していくか
これまで当院では、
• 全身の構造調整
• 内臓へのアプローチ
• 自律神経の調整
• 頭蓋オステオパシー
などを組み合わせて施術を行ってきました。
今回のマインド&メンブレインの学びを通して、
「頭部外傷とメンタルヘルスのつながり」
「脳と膜という、いわば“脳の住環境”をどう整えるか」
という視点の大切さを、あらためて強く感じています。
これからも、今までの経験や知識に今回の学びを少しずつ重ねながら、
より深く、より患者さまの不調に寄り添えるアプローチを、日々の臨床の中で丁寧に育てていきたいと思います。

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おわりに
マインド&メンブレインのセミナーは、
「脳と膜」「身体と心」を切り離さずに見つめていくための、とても密度の高い時間でした。
運営スタッフとして関わらせていただいたことで、
施術者としてだけでなく、学びの場づくりや、人が成長していくプロセスそのものに触れることができたのは、大きな財産です。
今後も、国内外で発展しているオステオパシーの知見を学び続け、
そのエッセンスを、青葉台リーフ整体院での施術を通して、少しずつ皆さまにお返ししていければと思います。




