「お尻から足裏までビリビリ痛む」「長時間座るとしびれが強くなる」。こうした坐骨神経痛は、デスクワークの方に多く見られます。
今回は横浜市都筑区在住・30代女性の症例をご紹介します。オステオパシー整体での評価と施術の流れ、回復までの過程を一般の方向けにわかりやすくまとめました。
主訴とご来院までの背景
デスクワーク中心の30代女性
約3ヶ月前から腰痛、2週間前から左下肢に坐骨神経痛が出現
お尻から足裏まで電気が走るような痛み
初回来院時は痛みが強く、睡眠は約1時間、仕事も休業
ご家族の紹介で当院を受診

初回評価(オステオパシー的視点)
仙腸関節の可動性亢進(局所の熱感)
梨状筋の過緊張(坐骨神経の通り道で圧迫要因)
坐骨神経の過敏化と滑走性低下
→ 骨盤の安定性低下と梨状筋の緊張が、坐骨神経へのストレスを高めていると判断。

施術方針(低刺激・段階的アプローチ)
大腰筋〜骨盤筋膜を調整し、仙腸関節の安定性を高める
梨状筋リリースで神経の機械的ストレスを軽減
神経モビリゼーションで坐骨神経の「滑り」を回復

1〜5回の施術経過
● 第1回
痛みが強いため、低刺激で開始。大腰筋筋膜を緩めて仙腸関節の“緩みすぎ”を安定方向へ。梨状筋リリースと軽い神経モビリゼーションを実施。施術後は「歩行が少し楽」。
● 第2回
しびれがやや軽減し、睡眠が約3時間に。中臀筋・梨状筋など骨盤周囲の筋膜を追加調整し、腰椎と仙骨の関節機能を整える。神経モビリゼーションの可動域を前回より拡大。
● 第3回
日常動作の痛みが減少。腹横筋・多裂筋の促通で骨盤の安定性を強化。下肢の筋膜連鎖を解放して循環を改善。長時間座位でも症状が出にくい状態へ。
● 第4回
炎症反応はほぼ消失。歩行時の骨盤の左右運動を整え、胸腰移行部・頚胸移行部も調整して全身バランスを最適化。
● 第5回
初回比で疼痛・しびれともに大幅改善。関節・筋膜・神経系を最終調整し、仕事・家事への復帰後も再燃がないことを確認。以降はメンテナンスへ移行。
考察(なぜ良くなったのか)
坐骨神経痛は「神経そのものの痛み」だけでなく、骨盤の安定性低下・筋膜の緊張・循環不良・神経の滑走障害が複合的に関わります。
今回は次の3本柱が奏功しました。
大腰筋と仙腸関節の関係を整え、骨盤の安定性を回復
梨状筋の過緊張を解放し、坐骨神経の通り道の圧迫を軽減
神経モビリゼーションで神経が**「ひっかからずに動ける」**状態を回復
構造(関節・筋膜)と機能(動き・神経滑走)を同時に整えることで、症状が戻りにくい改善につながったと考えられます。
セルフケアと再発予防
30〜45分ごとに立って1分歩く(長時間座位を分断)
椅子に浅く座らず、骨盤を立てて座る(座面に薄いタオルで軽い傾斜をつけるのも有効)
就寝前の深呼吸と、骨盤のやさしいゆらしで腰部の緊張をリセット
無理のない小さな習慣が、再発予防に効果的です。
来院の目安
急性の強い痛み:最初の1〜2週間は集中的に(例:週1〜2回)
落ち着いてきたら:間隔を空けつつ安定化(例:2〜3週おき)
再発予防:月1回程度のメンテナンスを推奨
※お身体の状態・生活環境で最適な頻度は変わります。
坐骨神経痛の症状でお悩みの方へ
「ビリビリする痛みで仕事や家事に支障が出ている」「病院で経過観察になっているが改善が乏しい」。
当院では、骨盤・筋膜・神経の状態を総合的に評価し、オステオパシーによるオーダーメイド施術を行います。横浜市青葉区・青葉台周辺で坐骨神経痛や腰痛にお困りの方は、青葉台リーフ整体院へご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 坐骨神経痛はどれくらいで良くなりますか?
A. 急性期は数回で痛みの山が下がるケースが多いですが、安定化〜再発予防まで含めると数週間〜数ヶ月を目安に計画します。
Q. 運動やストレッチはしても良いですか?
A. 痛みが強い時期は無理をしないのが基本。落ち着いてきたら、呼吸・骨盤の可動性を高める軽い運動から再開します。






