その①『姿勢が悪いのが肩こりの原因!』
その②『足を組むと骨盤が歪む!』
その③『補正下着をつけていないと骨盤が歪む!』
上記の3つは誤りです!
■ 誤りその①
『姿勢が悪いのが肩こりの原因!』という勘違い。
『姿勢というのは今のあなたの心身の健康状態を表しているバロメーターです!』
「気持ちが落ち込んでいる時は背中は丸くなります」
「お腹の調子が悪ければ背中は丸くなります」
「腰が痛ければ背中は丸くなります」
このように姿勢が悪くなっているには悪くなっている原因があります。
ですので、そのような時に無理矢理に姿勢を伸ばしてしまいますと身体は抵抗して様々な不調に繋がっていきます。
■ 誤りその②
『足を組むと骨盤が歪む!』という勘違い。
足を組むとなんとなく落ち着きつくことがありますよね…?
そういう時は既に、足が組みたくなる方向に骨盤が歪んでいます!
ですので、それを無理くり足を組まなくすると体に力みが生じてしまい肩こり、腰痛の原因になります。
骨盤の歪みは、姿勢と同じよう今のあなたの体の健康状態を表しているバロメーターの一つです!
「足に問題があると骨盤は歪んでしまいます」
「腰や背中になにか問題があると骨盤は歪んでしまいます」
「骨盤の中にある内臓が不調だと骨盤は歪んでしまいます」
足を組みたくなったら組んでもらっていいと思います!
それが、その時の身体の状態にとっての『自然体』と言えます。
その人がリラックスできて、最も安定して、しかも疲れにくい姿勢が、その人にとっての正しい姿勢や正しい骨盤の状態と言えます。
その姿形を『自然体』と言います。
自然体とは疲れにくく、リラックスしていて安定している身体の状態です。
*皇后陛下の美智子様、女優の吉永小百合さん、野球選手のイチロー選手、フィギュアスケートの羽生弦選手、浅田真央さんなどの一流のスポーツ選手の姿勢も自然体です。
■ 誤りその③
『補正下着をつけていないと骨盤が歪む!』
補正下着で圧迫を加えることで、骨盤を安定させ、筋肉の働きを補助し、血液の還流を良くする働きがあります。
しかし、補正下着を一旦つけ始めると、
「着てないと落ち着かない!」
「普通の下着じゃ体のラインが崩れそう!」
と不安や居心地の悪さを覚えるようになります。
最初の内は、日中や外出時などだけで使っていたのに、
「着てないと!」と不安にかられるようになり、運動する時も寝る時も四六時中着けるようになってしまっている傾向の方もいらっしゃいます。
本来、ウエスト周りには腹横筋と呼ばれる筋肉があり身体を支え、ウエストを引き締めていて、これが天然のコルセット機能を担っています。
それを、補正下着で外部から「筋肉を補助」することが当たり前になると、筋肉そのものの弾力が弱くなり、衰えてしまいます。
矯正下着を長年常用し続けていると、お腹や骨盤まわりの筋肉が衰えて腰痛になったり、腹部や骨盤内の血液循環も低下し便秘や生理不順などの状態に影響している方もいらっしゃいます。
補正下着はファッションアイテムのひとつと考え、
日常的に使い続けるのではなく、結婚式などで一時的に体のラインをキレイに見せたい時にだけ使用するのをお勧めします。
今の時代は情報化社会になり、私たちの暮らしは昔と比べると格段に便利になり、
テレビや週刊誌を見たり、近年ではスマホで気軽にインターネットにアクセスする事ができ、体に関する情報も得れるようになりました。
その反面、体の健康に関する誤りがある情報も横行し、その情報に踊らされてより一層深みにハマり抜け出す事が困難になっている方が多い様に思います。
今後はより一層の情報化社会になってくると思いますので、メディアの情報を鵜吞みにせず、自分の頭で判断する能力を養っていく必要があるのではと思います。