先日、青葉台リーフ整体院にて、5か月ぶりとなるテクニックセミナーを開催しました。

今回は、頸部・腰部・胸郭へのアプローチをテーマに、解剖モデルを用いながら、実技を中心に学びを深めていきました。

実際に手を当て、触れ、感じたことを参加者同士で共有しながら進めていく時間は、やはり多くの気づきがあります。
身体を「変えよう」としすぎない
今回のセミナーで特にお伝えしたかったのは、
「身体を無理に変えようとしすぎないこと」
です。
施術をしていると、
「ここを緩めたい」
「動きを出したい」
「歪みを整えたい」
という思いが強くなり、つい施術者側が身体を変化させようとしてしまうことがあります。
しかし実際には、身体は力で変えようとすればするほど、かえって防御的になってしまうことも少なくありません。
私たちが大切にしているのは、
身体が本来もっている反応や動きを、丁寧に感じ取ること。
そして、その身体が自然に変化しやすい環境を整えていくことです。

① 両手をどのように使うか
施術では、身体に直接触れている手だけでなく、反対側から支えている手も非常に重要です。
私たちはつい、直接触れている側の手だけで変化を起こそうとしてしまいがちです。
しかし、もう一方の手がどのように身体を支え、どの方向へ導いているかによって、身体の反応は大きく変わります。
両手で身体を包み込むように触れ、その間に生じるわずかな動きや張力の変化を感じ取っていく。
そのような繊細な触れ方が、施術の精度を高めていきます。
② 身体の反応に合わせて働きかける
もう一つ大切なのは、
身体の反応を待つこと。
硬い部分を無理に押し広げたり、動きにくい方向へ強く誘導したりするのではなく、その組織がもつ弾力や微細な動きに耳を傾けていきます。
身体には、その時々の状態に応じて、より楽で無理のない方向へ向かおうとする働きがあります。
施術者が行うのは、身体を力で変えることではなく、
身体が自ら変化しやすい状態を整えること。
そのような視点をもって触れることで、今まで感じられなかった反応が見えてくることがあります。
触れて、感じて、共有する
今回も、実際に触れ、試し、参加者同士で感覚や考えを共有することで、多くの学びが生まれました。
同じ部位に触れていても、感じることや捉え方は人それぞれ異なります。
だからこそ、自分の感覚を言葉にし、互いの感覚をすり合わせていく時間はとても貴重です。
5か月ぶりの開催となりましたが、改めて実技で学ぶことの大切さを感じた一日でした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回の学びが、それぞれの日々の臨床に少しでもつながれば嬉しく思います。
また次回も、皆さまと一緒に学べることを楽しみにしています。



